やがて君になるの感想:最高の百合漫画!燈子センパイの反応が可愛いですわゾ^〜
以前から読んでみたかった百合漫画「やがて君になる」を読んでみました。
これは期待していた以上の作品だった!!
百合マンガ好きなら、きっと気に入る作品だと思う。
やがて君になるのあらすじ
中学を卒業し、高校生になる小糸侑(こいとゆう)。
侑にはある悩みがあった。それは"好き"が分からないこと。
少女漫画とかラブソングに触れると、そういう感情があるのは理解できる。だけど自分のこととして受け止められない。
だから中学の卒業式の日、仲の良い男子に告白されても気持ちは高揚せず、どうしたらいいか分からず、返事を保留にしたままだった。
高校に入った侑は、部活を決めていないという理由で、入学早々生徒会のヘルプを押し付けられる。
そして生徒会室に向かい途中、告白現場に遭遇してしまった!!
告白されていたのは、生徒会員の七海燈子(ななみとうこ)。
美人で頭が良く、まさに完璧なお姉さま。
燈子は告白してきた男子をあっさり振る。燈子の友人の話によると、燈子は高校に入ってから、既に10人以上に告白されているらしい。
だけど、燈子は侑と同じく"好き"が分からないため、誰とも付き合う気はない。
そんな燈子に侑はシンパシーを感じ、保留にしたままの告白の返事をどうすればいいのか、燈子に相談する。
燈子のアドバイスもあり、侑は相手を傷つけることなく、きちんと自分の気持ちを伝え、断ることが出来た。
そんな侑を見て、燈子は呟く。
「わたし、君のこと好きになりそう」
え?え?私と同じで"好き"が分からなかったんじゃないですか!??
やがて君になるの主な登場人物
小糸侑(こいとゆう)
高校一年生。中学時代はソフトボール部に所属。
高校では部活を決めてなかったため、生徒会のヘルプを押し付けられる。そしてのちに正式な生徒会メンバーとなる。
好きという感情が分からないのが悩み。しかし、徐々に燈子に惹かれてきている?
七海燈子(ななみとうこ)
高校二年生。生徒会メンバーで、のちに生徒会長になる。
高校入学以来、一度も成績学年トップを逃したことがない。しかも美人。
高校に入ってから10人以上に告られてきたが"好き"という感情が分からず全て断っている。
だが侑と出会い、初めて恋愛的な意味での"好き"を知る。
佐伯沙弥加(さえきさやか)
高校二年生。生徒会メンバーで、のちに生徒副会長。
燈子と並んで優秀で、成績はつねに学年トップ2。
燈子のことが恋愛的な意味で好きだが、肝心の燈子がぽっと出の侑に熱心になってしまい、嫉妬している。
やがて君になるを読んだ感想
ここまで面白い漫画だとは思わなかった。
ただ女の子がイチャイチャする漫画かと思いきや、すごく登場人物の心理が複雑で、読んでて飽きない。
たぶん、侑×燈子があっさり両想いになっていたら、ここまでハマれなかったと思う。
侑がなかなか"好き"の感情が分からないからもどかしくて、ついつい先を読みたくなっちゃう。侑に"好き"を分かってほしくなっちゃう。
燈子センパイは、初登場時は侑と同じく冷めた雰囲気を感じたけど、侑に惚れてからはすぐに顔を赤くして、めちゃくちゃ可愛いw
もう読んでて何度「キマシタワー」ってなったことかw
そして、侑×燈子以外のレズの多さよ。何なんだこの世界は?そういう世界なのか?最高だなチクショウ!!
「女の子同士のイチャイチャ」「可愛い」それだけでなく、きちんとドラマもある百合漫画、それが「やがて君になる」です。
百合好きなら必ず読んでおくべき漫画だと私は思うゾ。